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ゲーム「シルバーレイン」のキャラクター、シェリン・マオの、親友への手紙や雑記を保管する場所。この世界を知らない方は回れ右。
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ラナンと出会ってから、ボクは学校休日の日も外で遊ぶようになった。
ラナンがほぼ毎日遊びに来てくれるから。
何でだろう?という疑問がなかったわけじゃないけど、嬉しかったのでいつの間にかその疑問は消えていた。
初めて友達とファーストフード店に入ったり、ゲームセンターのユーフォーキャッチャーをしたり、
そんな日々が楽しかった。

でも、ボクはそんな日々がいつか壊れるのではないかと、ずっとずっと怖かった。
あの日までは。


「…そうなんだ」
「うん…だから、ボクはずっと怖いんだ」
いつだっただろうか。ある山へピクニック(といっても近場で、運動部の走りこみ等で有名な場所)へと行ったとき、山の頂上の、街の景色を一望できる場所にあるベンチに座って、ジュースを飲んでいたときだった。
ボクは、これまでの出来事、自分の不安、恐怖等をラナンに打ち明けたことがある。
そのときは何故か落ち着いて話すことが出来た。
話し終わると、ボクはうつむいてしまった。
ラナンがどんな反応をするのか、どんな顔をしているのか、気になって仕方なかったが、見たくもなかった。
「うーん…」
と唸って、ラナンは手元にあったジュースを一口飲み
「…そうだ!」
と何かを思いついたかのように声を上げた。
ボクは少しびっくりしたけれど、ラナンの方へ顔を向けた。
「じっとしててよー」
「え?何?」
ラナンはそれまで自分の髪を束ねていた赤いヘアゴムを外し、ボクの方へ顔を近づけた。
「ほら、じっとしてよ!」
「う…むむ…」
ボクは少し怖くて目を瞑っていた。

「はい、これでOK!」
しばらくすると、ラナンが声をかけた。
気付いたら、ボクの左側の髪が赤いヘアゴムで申し訳程度に束ねられていた。
「…これって?」
「シェリンって髪短いからこんな風にしか結べなかったけど、逆に長いよりそっちが可愛い!」
「え?あ?あ、ありがとう??…ってこれ何?」
「これはね、ちょっとしたおまじないかな?」
「おまじない?」
「うん」
ラナンはにっこりして言った
「シェリンはシェリンでいられますようにってこと。これ付けてる間は、シェリンの能力を制御できるんだよ…まぁ気休めみたいなのだけど」
「能力を抑えられる?」
ボクはちょこんと束ねられた髪を摘んでみた
「思い込みで本当になることあるじゃん?」
「そうだっけ?」
「そうそう。あ、それあげるよ」
「本当!?ありがとう!」
ボクは嬉しさのあまり、えへへ、っと笑った

そう、これはボクのおまじない
こうやって赤いもので髪を束ねると、能力を制御できるんだ。
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最近どこへ行ってもバレンタインの話で盛り上がってるね。
新月堂でも漢部でも寮でも、バレンタインの話でいっぱいだ!
(新月堂はボクがバレンタインの話をしだしたからかもしれないけど…いっか♪)
ミッキーの遊び場でもやっぱり話題になってるのかな?

バレンタインは、女の子が好きな人へ告白と一緒にチョコをあげる日だって聞いたけど、
ボクにとっては友達とチョコを交換して楽しく食べる日だったなぁ
でも、バレンタインって恋人同士のイベントでもあるんだねー
うーむむ…ボクが今まで過ごしたバレンタインは、ラナンと一緒にそれぞれ作ったチョコを交換してたから、
ホワイトデーなんて縁がなかったなぁ
本当は、世間的には、ホワイトデーはチョコをもらった男の子が好きな女の子にお返しのお菓子をあげる日なんだっけ?
…これであってるのかな?

好きな人、かぁー
うーむ、好きって意味がよくわかんない
いわゆる「惚れた」ってやつなんだよね?
それってさ、ドキドキしたり、その人見ると恥ずかしくなって顔が赤くなったりっていうやつなんだよね?
少女マンガではそんな感じだったよ。たしか…
ただ、一緒に居て楽しい!とか、嬉しい!とかだと、それは「好き」って種類の感情じゃないんだよね?
うーむむ…よくわかんないや

でも、いっか♪
バレンタインはイアハムさんにも侯猿さんにもクロ君にもチョコあげよう!
そだ!よーちんにもあげよう!
よーちんに関しては神道だからって拒否はさせないっ!
えへへ、きっと受け取ってくれるよねー♪
そだ、トワちんにも送ろうかな?マイマイや太元さん、カイナさん…いっぱいだなぁ
みんなにあげるとキリがないかな…どうしよう?
バレンタインの日は大変だっ!

あれ?バレンタインって日の意味は最初に自分で書いたのに…
ま、いっかー!楽しければいいんだ!


そういやイアハムさんが、ボクと侯猿さんを見てニヤニヤしてたけど…なんだったんだろ?

うぅ…頭が痛い…
誰かボクの中に…いる?…誰?
胸が苦しい
頭が痛い
身体が重い…


…もしボクが消えたら…
(…が…消えても…)


みんなは…
(……は…)

悲しむの…かな…?
(……何とも思って…くれないのかな…?)

どうなのかな…?
(…どうでもいい存在…だったんだ)


痛い痛い痛い
誰?キミは誰?
痛いからやめて
苦しいからやめて

そんなに泣かないで…

イアハムさん宅で漢部のクリスマスパーティー行ってきたー!
すっごく料理料理おいしくて、薫先輩の背はやっぱり高くて、
みんなでわいわい楽しく食べるのってすっごくいいなー♪

でも…料理を粗末にしちゃいけないさっ
しかもボクがとっといた料理を台無しにされちゃいけないさっ

…ついつい怒っちゃった♪

まぁ色々あったけど楽しかったー!

ケーキの中の人形は…侯猿さんが持ってきた綺麗な鳥の陶器人形
侯猿さんのが当たっちゃったよ!
何かすっごく嬉しくなって舞い上がっちゃったー!
えへへ、実は「運命の糸」だっけ?この学園でそう呼ばれてるやつをあんまり信じていなかったけどさ…
こんな感じでみんなと繋がるんだねー♪

この綺麗な鳥さんは机の上に飾ろう
大事にするんだっ!だってすっごく綺麗だもん♪
パーティー楽しかったなぁー♪……パイ投げ…(字が小さくなっていってる






うわあっ!そういやボクって「はにわ」持っていったんだっけ?!
みんな綺麗なものや色々持ってきたのに…あれ可愛いけどちょっとしょぼかったかな…
はにわじゃなくてぶたさんにすればよかった…

その後、学校へ行かなくなったボクは、家に閉じこもる生活を始めた。
と言っても、落ち着きのないボクだ。
午前中はちゃんと通信教育で勉強をしていたが、お昼になると身体を動かしたくなり、飛び出すように外へ出た。
昼間にジョギングをしていると、やはり周りの大人には「学校へ行かない不良娘」のようにも見えただろう。
初めはおまわりさんには注意されたが、しかしそれも暫くするとなくなった。
ボクの事情が周りも薄々感づいたからかもしれないし、いつものことだと放っておこうと思ったからかもしれない。
とにかく、ボクは外へ出て、下校時間になる前まで走ったり景色を見たりするのが日課となった。
しかし下校時間までには家に帰らないと、また何が起こるかもわからない。
夕日を家の小さな窓からしか見ることが出来ないのが残念だった。
家に帰ると、ボクはお母さんのお手伝いをしていた。

そのおかげで、今はある程度の料理を作れるようになったし、掃除や洗濯も好きだし、節約術も少しは持ってるつもりだ。

そんな生活をしていたある日
いつもより少し遅くにジョギングから帰ったら、家の前に一人の女の子が立っていた。
背中までの黒い髪、雪みたいな白い肌、背はボクより高くて、その子はボクの中学校の制服を着ていた。
それを確認したボクは、慌てて走ってきた道を回れ右して逃げようと思ったが、その前に女の子と目が合ってしまった。
綺麗に整った顔に、普通の鳶色の瞳の女の子だった。

(う…まずいなぁ…)

女の子はじっとボクを見て、
「青い髪、紫の瞳…寝癖…?」
と何やらつぶやいて、少し考えた後、
「君がシェリンちゃん?」
とボクに尋ねてきた。
「う、うん…」
ボクは心臓の音が聞こえるんじゃないかと思うくらい緊張して、その子問いに頷いた。
「……うそ!?」
その子が驚いた表情をしたので、とっさにボクは身構えて後ずさりをした

その時何が起こったのかわからなかった
気付いたら…
「すっごく可愛い!!」
という声が聞こえたと思ったら、その子はボクに抱きついていた。ものすごい勢いで。
危うくボクは倒れそうになったが、何とか踏ん張った。
「わわっ…え?な、なに…?キミは…?」
「あ、ごめんね!ついつい、さ…」
その子は慌ててボクから離れ、少し恥ずかしさを隠すようにイタズラっぽく笑った。
「だって君、噂とは全然違うし、私がイメージしてた感じよりずっとずっと可愛いかったから」
噂という単語に胸が少し痛くなったが、ボクの中にあった疑問を彼女に聞いてみた
「…あのさ、ボクの事…怖くないの?」
「え?何で怖いの?」
「だって、噂は本当だよ」
「本当でも、シェリンちゃんは悪い人じゃないでしょ?怖くないよ」
「……そうなの?」
「うん、そうだよ」
「それとさ…キミは何しにボクの家の前に?」
「あ、そうだった!肝心なこと忘れそうになってた!」

彼女の名前は、神志那ラナン
ハーフでも外国人でもない、れっきとした日本人。
彼女のお母さんが金鳳花「ラナンキュラス」という花が好きだということで、この名をつけられたらしい。
彼女はボクと同じクラスで、学校のプリントをボクの家に届けるためにボクの家を訪ねてきた。
学校では普通に友達がいる普通の学校生活を送っている女の子。
こんな出会いがきっかけで、彼女はボクの事がすごく気に入ったらしい。
その後、彼女は放課後ほぼ毎日ボクの家に遊びに来た。
ボクのどこが気に入ったのかよくわからなかったし、初めはボクも彼女を警戒していたが…
彼女が純粋に友達としてボクと接していると感じ、ボクも彼女と遊ぶのが楽しみになっていった。

後に、ボクは彼女の事を「親友」と呼ぶ
 



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プロフィール
HN:
シェリン・マオ
年齢:
31
性別:
女性
誕生日:
1995/01/01
職業:
学生
自己紹介:
名前:
マオ・シェリン(書類の都合上本校表示はシェリン・マオ)

所属:
銀誓館学園 中等部 鷹崎キャンパス(3年D組)
ジョブ:青龍拳士/白虎拳士

住:
学生寮【四葉の白詰草】206号室

好きなもの:
チョコレート、アップルパイ、テディベア(形やもふもふ感には割とこだわる)

嫌いなもの:
納豆、梅干、キウイetc
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